リフォームする間、家はどうする?仮住まいが必要なケースや費用、よくある問題を解説
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リフォームや建て替えを検討し始めると「工事中は家族でどこに住めばいいのだろう」と悩む方は少なくありません。
壁紙の張り替えなどの部分的なリフォームであれば住みながら工事を進められることもありますが、
水回りの交換や間取り変更を伴う大規模なリフォーム、建て替えでは、一時的に自宅を離れて仮住まいが必要になるケースがあります。
しかし、仮住まいが必要になっても、数週間から数か月だけ借りられる住まいは一般的な賃貸市場では意外と見つけにくいのが実情です。
本記事では、リフォーム中に仮住まいが必要になるケースをはじめ、主な選択肢や費用の目安、スムーズに住まいを探すためのポイントなどを詳しく解説します。
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目次
1. リフォームする間、家はどうする?まず「住み続けられるか」を見極める

リフォームする間の住まいは、工事の内容や規模によって対応が異なります。
工事中もそのまま住み続けられるケースもあれば、一時的に仮住まいが必要になるケースもあります。
まずは、自分たちが予定している工事がどちらに当てはまるのか、判断の目安を確認しておきましょう。
1-1. 住みながらリフォームできるケース
住みながらリフォームできるケースには、以下のような工事があげられます。
- 壁紙や床の一部張り替え
- 設備交換のみの工事
- 工事範囲が限定的な場合
- 生活スペースを確保しながら進められる工事
これらの工事は、作業範囲が一部の部屋や設備に限られるため、水道や電気が使えなくなる可能性は低いでしょう。
工事を行う場所を養生で区切りながら進めることが多く、多少の騒音やほこりは発生するものの、
ほかの部屋で通常どおり生活できるケースが一般的です。
また、工期も1日から数日程度で終わることが多く、仮住まいを用意する必要がないケースがほとんどです。
1-2. 仮住まいが必要になるケース
一方で、以下のような工事では、仮住まいが必要になる可能性が高くなります。
- キッチン・浴室・トイレなど、水回りをまとめてリフォームする場合
- 床や内装を全面改修する場合
- スケルトンリフォーム
- 耐震改修を伴う大規模工事
- 建て替え工事
水回りを1か所だけ交換する程度であれば、住みながら工事できますが、
複数の水回りを同時に工事する場合や、フルリフォーム・スケルトンリフォームでは、水道や電気が一定期間使えなくなることがあります。
そのため、日常生活を続けることが難しく、仮住まいが必要になるでしょう。
ただし、仮住まいが必要かどうかは工事内容によって異なるため、自分で判断せず、事前に施工会社へ確認することが大切です。
とくに、以下の点を確認しておきましょう。
- 配管・配線の移動の有無(移動を伴うと工期が長くなりやすい)
- 上下水道が使えなくなる期間
- マンションの場合は、管理規約による工事可能時間帯や曜日の制限
これらを事前に確認しておくことで、仮住まいが本当に必要かの判断だけでなく、おおよその入居期間の見通しを立てやすくなります。
工事内容によって生活への影響は異なるため、施工会社と十分に打ち合わせを行い、無理のないスケジュールを立てることが大切です。
西山 雄介
【資格】宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士 |
【ワンポイントアドバイス】 仮住まいが必要な期間は、口頭で確認するだけでなく、工事請負契約書や仕様書に工期の目安を明記してもらうと安心です。 工事は天候や追加工事などの影響で予定より長引くこともあります。あらかじめ「工期が延びた場合に仮住まいの契約を延長できるか」は仮住まい先の管理会社に確認し、「追加費用はどうなるか」については施工会社へ確認しておきましょう。 |
2. リフォーム中の仮住まいの種類と必要費用の目安

仮住まいが必要になった場合の主な選択肢は、以下の5つです。
- 実家や親族宅に滞在する
- ホテルに滞在する
- ウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用する
- 一般の賃貸住宅を借りる
- 仮住まい専門サービスを利用する
それぞれ費用や住みやすさ、契約条件が異なるため、工事期間や家族構成、予算に合わせて選びましょう。なお、仮住まい先の広さによっては、すべての荷物を持ち込めず、トランクルームなどを利用するケースもあります。トランクルームの目安利用料は、1畳あたり6,000〜10,000円です。
また、本記事で紹介する費用はあくまで目安です。
地域や物件の条件、契約時期によって変動するため、予算を立てる際の参考としてご覧ください。
2-1. 実家や親族宅に滞在する
実家や親族宅に滞在する方法は、家賃がかからないため、最も費用を抑えやすい選択肢です。
基本的に家具や家電もそろっていますし、
自宅から車で荷物を運べる距離であれば、引っ越し費用を抑えられる場合もあります。
一方で、生活リズムの違いやプライバシーへの配慮が必要になるため、
数か月に及ぶ長期間の滞在では、お互いに負担を感じることもあります。家族の人数や住環境を踏まえ、無理なく過ごせるかを事前に確認しておくことが大切です。
2-2. ホテルに滞在する
ホテルは家具や家電を準備する必要がなく、セキュリティも整っておりすぐに生活を始められる手軽さが魅力です。
数日程度の滞在であれば、キッチンや洗濯機を備えたコンドミニアムタイプのホテルを選ぶ方法もあります。
一方で、宿泊費はほかの選択肢と比べて高額になりやすい点に注意が必要です。たとえば、1人あたり1泊1万円とすると、1か月で約30万円かかります。家族で利用する場合は人数に応じて費用が増えるため、総額が100万円を超えるケースもあるでしょう。
そのため、ホテルは数日程度の短期間の工事には適していますが、1か月以上のリフォームでは費用負担が大きくなりやすいです。
2-3. ウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用する
ウィークリーマンションやマンスリーマンションは、家具・家電付きの物件が多く、自分の荷物を持ち込まなくても生活ができ、敷金・礼金・仲介手数料が不要なケースがメリットです。
契約期間も短期間に対応しているため、リフォーム中の仮住まいとして利用しやすい選択肢といえます。
一方、月額賃料は諸費用が全て含まれているため一般的な賃貸住宅より高めに設定されています。
時期にもよりますが、高田馬場駅、徒歩4分1DKの37.33平米の1か月の賃料は295,200円です。(2026年7月30調べ)
周辺の類似物件と比較すると、10万円以上高くなると思われます。(2026年7月30調べ)
また、見落としがちなのが、郵便物を受け取りにくいことです。
郵便局へ転居届を出し「転送サービス」を申し込みますが、何も設定をしないと「宛名」と「入居者」が一致せず、配達されずに戻ってしまうことがあります。
また、退去後は、元の住居へ向けた転居届を再度出す必要があります。
初期費用を抑えつつ、1〜数か月程度の仮住まいを探している場合には、有力な選択肢となる一方、
性質上、内見ができないため、設備や部屋の汚損や、寝具の汚れや身体に合わない。ということもあり、自分の荷物を持ち込めないことが逆にデメリットとなり、思ったほど快適に暮らせないこともあり得ます。
2-4. 一般の賃貸住宅を借りる
一般の賃貸住宅は、エリアや間取りの選択肢が豊富で、普段使っている家具や家電をそのまま持ち込みやすい点がメリットです。
一方で、短期間の契約には対応していない物件が多く、仮に見つけられても希望エリアに物件がないことも多く、加えて敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料などの初期費用もかかります。
たとえば、家賃10万円程度の物件を借りる場合、初期費用だけで30万〜40万円程度になることが想定され、家賃を含めると、総額50万円を超えるケースもあるでしょう。
2-5. 仮住まい専門サービスを利用する
仮住まい専門サービスでは、短期利用を前提とした物件を専門スタッフが紹介してくれるため、
自分で一から物件を探す手間を大幅に減らせます。
一般の賃貸では市場に出ない短期向け物件や、礼金・仲介手数料が不要なUR賃貸住宅などを紹介してもらえる場合もあり、初期費用を抑えやすい点もメリットです。
また、リフォーム工事は予定どおりに終わらないこともありますが、
仮住まい専門サービスであれば工期の変更に合わせて契約期間の調整について相談しやすいケースもあります。
紹介される物件によって費用は異なるものの、短期間の仮住まいを効率よく探したい方にとって、有力な選択肢といえるでしょう。
西山 雄介
【資格】宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士 |
【ワンポイントアドバイス】 仮住まい向けの物件は、需要はあるのに一般のポータルサイトにほとんど載らず、専門サービスや施工会社のルートで紹介される流れが定着しています。 リフォーム会社に「仮住まいの紹介はできますか」と一度確認しておくと、ポータルサイトを探し回ることなく、条件に合う住まいに出会える確率が高まるでしょう。 実際、こうした紹介ルートは 施工会社からも「短期賃貸の確実な手段」として信頼されています。 |
3. リフォーム中の仮住まい探しでよくある問題

仮住まいの選択肢がわかったら、次は実際に物件を探すことになります。しかし、短期間だけ住める物件は限られており、思うように見つからないケースも多いです。仮住まい探しでよくある問題には、以下の4つが挙げられます。
- 数か月だけ借りられる物件が見つからない
- 家族で住める物件が少ない
- ペット可物件が少ない
- 学区を変更したくない
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。
3-1. 数か月だけ借りられる物件が見つからない
一般的な賃貸住宅は、2年契約を前提として募集されている物件がほとんどです。
そのため、数か月だけの短期利用を希望すると、契約を断られることがあります。また、不動産ポータルサイトに掲載されている物件も長期契約を前提としているケースが多く、条件に合いそうな物件を見つけても、問い合わせの段階で短期利用が難しいと案内される可能性が高いです。
こうした事情から、数週間〜数か月程度といった短期利用を前提にする場合は、一般の賃貸住宅だけで探すのではなく、本記事の2-3・2-5で紹介したウィークリーマンションやマンスリーマンションまたは仮住まい専門サービスを最初から検討するほうが効率的です。
3-2. 家族で住める物件が少ない
仮住まい向けの短期賃貸は、単身者向けのワンルームや1Kが中心です。
そのため、2LDKや3LDKなど家族で暮らせる広さの物件は数が少なく、希望するエリアで見つけるのが難しいことがあります。
とくに子どもが複数いる家庭や、それぞれの個室を確保したい場合には、条件に合う物件がさらに限られます。希望条件をすべて満たす物件が見つからない場合は「仮住まいは一時的な住まい」と割り切り、部屋を共有する、エリアを少し広げるなど、条件に優先順位をつけて探すとよいでしょう。
また、荷物が多くて広い間取りを探している場合は、「部屋の広さ」にこだわるのではなく、荷物を実家やトランクルームに預けることで、1サイズコンパクトな間取りも選択肢に含めて検討するのがおすすめです。
3-3. ペット可物件が少ない
短期契約に加えて「ペット可」という条件が加わると、対象となる物件はさらに少なくなります。
もともとペット可の賃貸住宅は数が限られているうえ、短期間の契約では、退去時の原状回復などを懸念して受け入れを断られるケースも多いです。希望するエリアで条件に合う物件が見つからない場合は、以下のような方法も検討してみましょう。
- リフォーム期間中だけ実家や親族、知人に預かってもらう
- ペットホテルを利用する
ただし、環境が変わることでペットにストレスがかかる場合もあります。利用する施設や預け先は、事前に設備や受け入れ体制を確認し、できる限りペットが安心して過ごせる環境を選びましょう。なお、仮住まい専門サービスの中には、一般には出回りにくい「短期かつペット相談可」の物件ルートを保有しているケースもあるため、まずは相談してみることをおすすめします。
3-4. 学区を変更したくない
子育て世帯のリフォームで特に大きな課題となるのが、子どもの「通学・学区」の問題です。
リフォーム期間中でも、子どもを転校させたくない、あるいは毎日の送り迎えの負担を増やしたくないという理由から、現在の学区内(または隣接エリア)に限定して仮住まいを探すケースは少なくありません。
しかし、ただでさえ数が少ない短期賃貸物件を、さらに「現在の学区内」という非常に狭いエリアに絞って自力で見つけるのは至難の業です。
このような場合は、一般の賃貸ポータルサイトで探すよりも、地域の物件情報に精通した仮住まい専門サービスに「〇〇小学校の学区内で」とあらかじめピンポイントで希望を伝えて探してもらうのが確実です。
また、どうしても学区内で見つからない場合に備え、あらかじめ学校側に「一時的な仮住まいによる区域外通学」が可能かどうか、事前に相談・確認しておくことも大切なポイントです。
4. リフォーム中の仮住まい探しを成功させるポイント

仮住まい探しでは物件選びだけでなく、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- リフォーム計画と同時に住まい探しを始める
- 生活環境の変化が少ないエリアで探す
- 引っ越し費用も含めて予算を考える
- 荷物の保管方法も決めておく
- 住民票の手続きについて事前に確認しておく
それぞれ詳しく解説します。
4-1. リフォーム計画と同時に住まい探しを始める
工事開始が近づいてから仮住まいを探し始めると、短期契約に対応した物件がすでに埋まっていることがあります。とくに引っ越しの繁忙期には物件数が少なくなり、希望条件に合う住まいを見つけるのが難しくなるでしょう。
そのため、施工会社との打ち合わせで仮住まいが必要とわかった時点から、リフォーム計画と並行して住まい探しを進めることが大切です。早めに動き始めることで、条件に合う物件を選びやすくなります。
西山 雄介
【資格】宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士 |
【ワンポイントアドバイス】 工事が完了しても、ハウスクリーニングや完了検査などで、すぐに入居できない場合があります。 仮住まいの契約期間は工事完了日ぴったりではなく、1週間程度余裕を持たせておくと、予定変更にも対応しやすく安心です。 |
4-2. 生活環境の変化が少ないエリアで探す
仮住まいは一時的な住まいとはいえ、通勤や通学、買い物などの生活環境が大きく変わると、家族への負担も大きくなります。できるだけ現在の生活圏に近いエリアを選べば、普段の生活リズムを維持しやすく、リフォーム期間中のストレスも軽減できるでしょう。
一方で、エリアを広げれば物件の選択肢は増えますが、その分、通勤・通学時間や生活動線が変わる可能性があります。住みやすさと物件の見つけやすさのバランスを考えながら、条件を整理するとよいでしょう。
4-3. 引っ越し費用も含めて予算を考える
仮住まいが必要になる場合は「仮住まいへ引っ越す費用」と「リフォーム後に自宅へ戻る費用」の、2回分の引っ越し費用が発生します。ただし、実家や親族宅へ移ったり、必要最低限の荷物だけを運んだりすれば、費用を抑えられる可能性があります。仮住まいの予算を考える際は、家賃や初期費用だけでなく、引っ越し費用まで含めた総額で資金計画を立てておきましょう。
4-4. 荷物の保管方法も決めておく
仮住まいの収納スペースは限られているため、すべての荷物を持ち込めないケースも多いです。それでも無理に運び込むと、生活スペースが狭くなってしまいます。引っ越し前には、以下の3つに分けて整理しておくと、引っ越し作業がスムーズになります。
- 仮住まいへ持ち込む荷物
- トランクルームなどへ預ける荷物
- この機会に処分する荷物
トランクルームなどを利用する場合は、荷物の量に応じて必要な広さが変わるため、事前に荷物を整理したうえで見積もりを取っておくと、余計な出費を抑えられるでしょう。
4-5. 住民票の手続きについて事前に確認しておく
仮住まいの期間が1年未満とあらかじめ決まっている場合は、生活の本拠が移ったとはみなされず、住民票を移さなくてもよいケースが一般的です。ただし、子どもの転校や出産に伴う行政手続きが必要な場合や、自治体によって運用が異なる場合もあります。
判断に迷うときは、引っ越し前に現在住んでいる自治体と仮住まい先の自治体の両方へ確認しておくと安心です。
5. リフォーム中の仮住まい探しなら専門サービスの活用がおすすめ

通常の不動産ポータルサイトや地域の不動産会社で扱う賃貸物件は、長期契約を前提としていることが多く、数か月程度の短期利用に対応した物件は少ないです。
そのため、リフォーム期間中の仮住まいを探す際は、希望条件に合う物件を見つけるまでに時間がかかる可能性もあります。
このような場合は、仮住まい専門サービスを利用するのも1つの方法です。
短期利用を前提とした物件の紹介を受けられるほか、希望条件に合った物件探しから契約手続きまでサポートしてもらえるため、効率よく仮住まいを探しやすくなります。
「リロの仮住まい」の場合、以下のような特徴があります。
- 創業以来19,000件の仮住まい成約実績(2023年9月30日現在)
- 利用者の86.3%が紹介による利用で、ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、設計事務所などから幅広く紹介
- 家賃だけでなく、敷金・礼金・仲介手数料・退去時費用などを含めた総額費用比較表を作成
- UR賃貸住宅も取り扱っており、対象物件であれば礼金・仲介手数料・保証人が不要
- 希望条件のヒアリングから物件紹介、見学、契約手続き、退去まで一貫したサポート
仮住まい探しは、リフォームのスケジュールに合わせて限られた期間で進める必要があるため、物件探しや契約手続きの負担が大きくなりがちです。
短期利用に対応した住まいを効率よく探したい場合は、このような専門サービスの活用も検討するとよいでしょう。
なお、「リロの仮住まい」の対応エリアは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(一部地域を除く)です。
利用を検討する際は、自宅や工事予定地が対応エリアに含まれているか、事前にご確認ください。
6. リフォーム中の仮住まいに関するよくある質問

リフォーム中の仮住まいに関してよくある質問として、以下の4つを紹介します。
6-1. リフォーム工事が予定より長引いた場合はどう対応したらいいですか?
天候や資材の納期遅れ、追加工事などが原因で、当初の予定より工事が数週間延びるケースもあります。
工期の延長がわかった時点で、できるだけ早く管理会社や仮住まいサービスへ連絡し、契約期間を延長できるか確認しましょう。契約終了日までに工事が終わらないと、一時的に住む場所がなくなる可能性もあります。
また、契約時には「契約延長が可能か」「いつまでに申し出が必要か」といった条件も確認しておくと安心です。工期が延びる可能性を見込んで、仮住まいの契約期間に余裕を持たせておくことも、有効な対策といえるでしょう。
6-2. 仮住まいの費用を抑える方法はありますか?
仮住まいの費用は、住まいの選び方や荷物の量を工夫することで抑えられる場合があります。たとえば、以下のような方法があります。
- 引っ越し料金が高くなりやすい3〜4月の繁忙期を避ける
- 荷物を整理してトランクルーム代や引っ越し費用を抑える
- 礼金・仲介手数料が不要な物件(UR賃貸住宅など)を選ぶ
また実家や親族宅を利用できれば、住居費そのものを抑えられるでしょう。
6-3. 仮住まい中の郵便物や宅配便はどうしたらいいですか?
仮住まいへ引っ越したら、郵便局で転居届(転送サービス)の手続きをしておくとよいでしょう。
自宅宛ての郵便物を一定期間、仮住まい先へ転送してもらえます。
ただし、銀行やクレジットカード会社などから届く郵便物の一部は、転送不要郵便として扱われるため、転送されない場合があります。
また宅配便についても、ECサイトなどの配送先住所を仮住まいの住所で入力すれば届きます。
自宅へ戻った際には、転送サービスの終了手続きや住所変更も忘れずに行いましょう。
6-4. 仮住まい中の電気・ガス・水道やネット回線はどうすればいいですか?
仮住まいでは、電気・ガス・水道などのライフラインについて、新たに契約や使用開始の手続きが必要になります。なお自宅側のライフラインは、完全に止めてしまうと工事に必要な水や電気が使えなくなるため、基本料金のみ支払い続けるか、施工会社が負担するかを事前に確認しておきましょう。
また、インターネット回線は短期間で光回線を新設するのが難しいこともあります。その場合は、ホームルーターやポケットWi-Fiのレンタルを活用することで、比較的スムーズにインターネット環境を整えられます。
7. まとめ

リフォームの内容によっては、工事期間中に仮住まいが必要になることがあります。
とくに水回りを複数箇所まとめてリフォームする場合や、全面改修、建て替えでは、自宅で生活を続けることが難しくなるケースも多いです。
仮住まいには、実家やホテル、一般賃貸住宅などさまざまな選択肢があります。
それぞれ費用や契約条件が異なるため、工事期間や家族構成、予算を踏まえて、
自分たちに合った住まいを検討してみましょう。
また、短期利用に対応した物件は数が限られているため、リフォーム計画と並行して早めに住まい探しを始めることも重要です。
仮住まい探しに不安がある場合や、短期間で条件に合う物件を効率よく探したい場合は、
仮住まい専門サービスを活用するのも1つの方法です。
専門スタッフのサポートを受けながら、自分たちに合った仮住まいを見つけ、
リフォーム期間中でも安心して過ごせる環境を整えましょう。