水害ハザードマップ

すいがいはざーどまっぷ

水害ハザードマップとは、地域の水害リスクと水害時の避難に関する情報を住民等に提供するツールであり水害による被害の抑止をはじめとした防災対策、浸水想定区域を示す図面のことである。
水防法に基づき避難用を目的として市町村が作成・公表する。浸水想定区域をレベル別に示す他、浸水深、浸水継続時間、早期の立ち退き避難が必要な区域、避難経路、避難場所等が明記されている。
また、予警報・避難勧告等の情報伝達方法、避難勧告・避難行動に関する事項、過去の水害実績、避難訓練の実施に関する事項、緊急時・平時の心構え等の情報も記載される。

宅地建物取引において、取引の対象となる土地・建物が水害ハザードマップ上のどの位置に所在するか(水害ハザードマップが作成・公表されていない場合にはその旨)を説明することは、重要事項説明義務の一つである。