メンテフリーサービス

めんてふりーさーびす

【概要】
当社(株式会社リロケーション・ジャパン)が賃貸管理サービスを提供する上で、賃貸経営を行う不動産オーナーに対して提供している保証サービスの一つ。
賃貸中の物件で設備機器の故障が起きた場合に、修繕や交換を行うための費用の一部(上限5万円(税別))を当社が負担する。

【メンテフリーサービスを用いる背景と利用時のメリット】
賃貸中の物件で設備等の不具合が生じた際に、それを直さなければならないのは、基本的にその物件の貸主(賃貸人)となる。

「民法 (賃貸人による修繕等)第六百六条」では次のように定められている。
「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない。」
出典:e-Govポータル
(デジタル庁)法令検索 明治二十九年法律第八十九号 民法

貸主は、契約した借主(賃借人)が借りている間、借りている物件が、それを借りた目的通りのメリットや本来の機能を発揮して、問題なく使える状態を保つために、貸した物件や設備が破損や故障などすれば修理をしなければならない。
賃貸物件の入居者(賃借人)が住宅内のある設備を本来の用途通りに通常利用していて、あるときそれができなくなった際には、その入居者はそのことをその物件の貸主に賃貸管理会社を介すなどして伝えることで直してもらう。
貸主あるいは賃貸管理会社は、不具合があると言われた設備の状況を確認し、修理業者や交換業者の手配などを行うことで、元通りに使える状態へと復旧させる。

短期間で行う賃貸というのもあるが、一般的な賃貸は一度貸し出したら数年間など、年単位で契約し続けることが多い。
そうした中で、住宅の設備にはそれぞれに数年や十数年といった耐用年数が存在しており、賃貸期間中にそれらのいずれかが何かしらの不具合を起こすということは一定の頻度や確率で発生する。一方でそれらの不具合が実際にどの設備に関してどのように起こるかは予想が難しい。貸主にとっては、不意な発生に伴う想定外の出費という場合がほとんどとなる。
「メンテフリーサービス」を利用することで、実際にそれらが起きたときの突発的な費用負担を軽減することができる。
賃貸経営を続ける上でのリスクを抑制し、収支を安定させることができる。

【対象となる設備機器の例】
水道回り―水栓、給排水、給湯器
電気設備―エアコン、照明器具、
開閉部等―建具、ドア、ドアノブ、サッシ、鍵、
トイレ周辺設備―便器、タンク、タオル掛け、ペーパーホルダー、温水洗浄機能付き便座、
台所周辺設備―コンロ、浄水器、ディスポーザー、食洗器、オーブン、レンジフード、換気扇
風呂―ユニットバス、シャワー
電源等―コンセント、スイッチ
室外設備―インターホン、チャイム、郵便ポスト、門扉、シャッター、TVアンテナ