意思表示

いしひょうじ

意思表示とは、一定の「法律効果の発生」(売買契約などの成立)を欲する意思を外部に表示することである。
意思表示は法律行為を構成する要素として不可欠のものであり、法律行為は意思表示を中心的な要素として構成される。

このため民法では、意思表示に関する条文を複数設け、例えば、意思表示に虚偽や錯誤があった場合、この意思表示は無効とされる(第94条、第95条)
詐欺または強迫による意思表示は取り消すことができる(第96条)などがある。