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「リロの留守宅管理」海外赴任・転勤ノウハウ vol.71
自動車保険の中断証明書

日本の自宅のリロケーション準備とともに、自家用車の処分も早めの行動が大切です。その際、今利用している自動車を処分すれば、自動車保険の無事故割引の適用も白紙に戻ってしまうとお考えではありませんか。

実は自動車保険には、海外赴任等で契約を中断する際、一定の条件を満たし中断期間が10年以内であれば、中断前に適用されていた等級や無事故割引などを帰国後にも引き継げる制度があります。その際に必要となるのが、「中断証明書」です。

中断証明書の発行に必要な条件

自動車保険の中断証明書

中断証明書発行の際には、契約中断時に以下の条件を満たしている必要があります。

◆中断後の契約に適用する等級が7等級以上であること
(中断前の契約期間中に事故があった場合には、事故の内容・件数により決定された等級)
◆海外渡航の場合、中断した契約の満期日または解約日から6カ月以内に出国すること
◆発行を中断日の翌日から13カ月以内に申し出ること
◆中断する被保険自動車が以下の車種であること
・自家用普通乗用車
・自家用小型乗用車
・自家用軽四輪乗用車
・自家用小型貨物車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
・自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
・特種用途自動車(キャンピング車)

以上の条件を満たし、適用保険の取扱代理店もしくは保険会社の営業所にて中断証明書を取得しておけば、帰国後の新契約で証明書に記載された等級を引き継ぐことができます。

海外赴任出発前に中断証明書の発行を済ませましょう

中断証明書の発行手続きの際には、以下の書類を用意する必要があります。

◆中断する契約の保険証券(写し)
◆契約の中断および理由が確認できる資料(登録事項等証明書など)

中断証明書は、中断前の契約の満期日または解約日の前に発行することはできません。つまり、保険契約の中断日(=満期日または解約日)から13カ月以内に手続きを行う必要があります。

海外赴任から帰国後、中断した契約を再開する場合の手続き

海外赴任から帰国後、中断前の契約を中断後の新契約に引き継ぐ際には、以下の条件を満たしている必要があります。

◆中断証明書の提出があること
◆新契約の記名被保険者が中断前の契約の記名被保険者と同じであること
(配偶者または同居人の親族などは同じとみなされる場合があります)
◆新契約の自動車の所有者が、中断前の契約の自動車の所有者と同じであること
(配偶者または同居人の親族などは同じとみなされる場合があります)
◆新契約の自動車の用途・車種が、中断前の契約の自動車と同じであること
◆新契約の契約期間の初日が、海外赴任の出国日の翌日から10年以内で、かつ帰国日の翌日から1年以内であること

以上の条件を満たしたうえで、手続きの際には以下の書類が必要となります。

◆中断証明書
◆パスポートの写し
◆契約の自動車の所有者と用途・車種が確認できる資料(車検証など)

いずれも詳しい条件や手続きに関しては、各保険会社の窓口にお問い合わせください。


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